2ストのインジェクション化
2ストはサイクルの中で吸気と排気がつながる区間が長い。
そのため、未燃焼の混合気をそのままマフラー側へ送ってしまう。
これは燃費悪化と環境汚染につながるため、2ストはどんどん廃れてきている。
今や、あってもスクーターしか販売していないだろう。
燃費改善と燃調については、インジェクション化すれば良いだろうというのが、誰しも思うところだろう。
私が調べた限りでは、プライベーターでキャブをインジェクションに変えている方を見かけた。
しかしこれでは未燃焼の混合気が抜けてしまうという問題はかいけつできない。
やはり筒内直噴だろうというのが私の意見だ。
ネットを見ると、2ストのインジェクションはマップを描くのが難しいという話だが、そのあたりはよくわからない。
ただ、市販されているのがあるのは事実。
光陽機車 X-mode 100という機種と、アプリリアのスクーターが筒内直噴のようだ。
X-mode 100はすでに生産停止だが。
いつか手に入れて、分解して調査したいものだ。