マクドの凋落
マクドの前社長、原田氏がカンブリア宮殿に出てきた時、発言に驚いた。
「価格を徐々に上げ、利益率を高める」と言ったのだ。
確かに、それまでは劇的な回復を見せたマクドだったが、
この発言があったからなのか、期間限定商品の施策が飽きられたのか、
現在はかなり無残な状況になっている。
一番大きなきっかけは、オペレーションを早めるために、
店頭のメニューをなくしてネットで叩かれたことだろうが。
マクドといえば、ファストフードの代名詞だ。
原田氏が失敗したのは、ファストフードの本流を見誤ったからだろう。
・はやくておいしい
・やすくて気軽に気持ちよく
でなくてはならなかったのに。
「価格以上の中身がある」範囲でなら、
多少贅沢な高めの品があってもいいだろう。
でも、全ての商品が高くなったら、もうその時点で人を選ぶサービスだ。
そんな根底を持っているお店へ、
気軽に気持よく入ることなんてできないよね。
もともと、そんなおいしくもないし、
写真詐欺な商品を売っているのにさ。